健康診断で眼底に異常

健康診断(人間ドック)で眼底に異常ありと言われたら?

大人で健康診断を受けた時に「緑内障の疑い」とか「眼底に異常」とか「視神経乳頭陥凹拡大」といわれることがあります。そして「眼科を受診しましょう」との簡単な説明をもらいます。

いつ行くか

糖尿病と診断されていない場合なら急を要する病気は少ないので1ヶ月から2ヶ月以内に行けばよいのですが糖尿病が一緒に見つかった場合は別です。「糖尿病+眼底異常」や「高血糖+眼底異常」なら2週間以内に行く事をすすめます。
 

何の病気があるのか

多いのは、緑内障、糖尿病網膜症、その他、網膜の病気(黄斑変性など)です。上に書いたように、治療を急ぐ場合があるとしたら糖尿病網膜症となります。糖尿病網膜症は程度が軽ければ定期的な経過観察、ある程度に進めばレーザーでの網膜光凝固が必要です。

診断がこわい(1)緑内障編

「緑内障と診断されるのがこわいから眼科に行きたくないです」という人に時々出会います。診断が遅れた方がたいてい治療がむずかしくなりますから健康診断で軽い段階で眼科にかかった方がよいでしょう。目安としては
(1)ほとんどの検査は痛みはありません。初回時間は60分から90分前後。
(2)もし緑内障がみつかっても治療は、1日1回点眼だけですむのが大半。
(3)もし緑内障がみつかっても生活上での制限はほぼありません。
というのを参考にしてください。

診断がこわい(2)糖尿病編

「糖尿病網膜症と診断されるのがこわい」という人もいますが、これは上に書いた緑内障とはまったく別です。こわいかどうか、ノンキな事を言っているうちに日に日に眼底の出血が増えていく場合があります。放置していてある朝起きたら片目は真っ暗な闇、という事になるかもしれません。「糖尿病+眼底異常」と言われたら大事な仕事も放り出して眼科に行きましょう。画像で見たい場合は「糖尿病網膜症 出血」でgoogle画像検索などするとそのこわさが伝わって来るかと思います。