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目の病気 Q&A |
■円錐角膜(えんすいかくまく)
円錐角膜は原因不明の病気で若いうちに発病し、自然に角膜が前の方にとんがってきて視力が低下する病気です。感染症ではないので人にはうつりません。遺伝の可能性は一部に報告がありますが明らかではありません。片目だけの場合も両目ともかかる場合もあります。 [Q] 私は円錐角膜でしょうか? [A] 円錐角膜の初期の自覚症状は視力の低下だけですので「今使っているめがねで見えにくくなった」「今使っているコンタクトで見えにくくなった」という訴えで、検査で見つかることが大半です。単に見えづらくなっただけでも眼科の受診をおすすめします。ここ数年は眼科での検査機械の進歩で比較的初期の段階で発見されることがふえました。この場合よく使われる機械は「角膜形状解析装置」といいます。当院ではトーメイ社の角膜形状解析装置で検査をしています。 [Q] どうして私は円錐角膜になったのでしょう?目のこすりすぎでしょうか? [A] アレルギーの関与なども可能性は指摘されていますが原因は不明です。わからないままに原因をさぐるよりも、これからの治療を前向きに考える事をおすすめします。 [Q] この先もどんどん悪くなるんでしょうか? [A]進行は10年から20年でとまることが多いようです。またコンタクトでの治療が効果を上げれば、角膜の変形はわずかしか進行せず普通の生活を続けられます。 [Q] どうやって治せばいいでしょうか? [A] 治療は、角膜の突出が軽い段階では進行を食い止めるためにo2ハードコンタクトレンズを使います。これで効果 が十分でれば、それ以上の治療は必要ありません。たいていo2ハードコンタクトで実用上充分な視力が得られますが、病気の程度によってはコンタクトをつけても視力1.0が出ないこともあります。角膜の突出が強くなれば、角膜移植をします。ただし日本ではまだ提供角膜の不足や移植コーディネーター不足のため、移植までは数ヶ月か数年待つかもしれません。まったく治療をしないまま病気が進むと、角膜がひどく濁って(急性水症)極端に視力が下がる場合もあります。治療を恐れて病院に行かないとますます悪化しますのでいずれにせよ眼科を受診するようおすすめします。 参考: (1) 角膜形状解析装置: アイシス社の「CAS」やトーメイ社の「TMS」という機械が使われることが多い様です。当院ではトーメイ社の装置で検査しています。 TMS参考資料、 TMS参考資料 をどうぞ。 ![]() (2) 大学病院: この病気について専門的に治療を行っているのは日本では 愛媛大学、 京都府立医大、 (京都府立医大病院眼科)、 東京歯科大学、 順天堂大学 、というところが代表的でしょう。個人の眼科開業医でも東京都の 糸井眼科など熱心に治療をしているところもありますのでウェブで探す事をおすすめします。 (3) コンタクトレンズ会社: 現在、 日本コンタクトレンズ、 サンコンタクトレンズ の2社が比較的専門的なとりくみをしているようです。 日本コンタクトレンズの円錐角膜用「ローズK」の検査も当院で可能です。メニコン社などの一般的なハードコンタクトで対応できる場合もあるのでレンズ選択は診察の際に医師にご相談ください。当院では通常のo2ハードレンズも円錐角膜専用o2ハードレンズも両方を考慮して検査をすすめます。 (4) 参考サイト: 和文 「円錐角膜と私」---内容豊富、体験談も多数です。 円錐角膜-Wikipedia---徐々に内容が増えて詳しくなりました。かなり特殊な、実験的な治療法にもコメントがあります。 「円錐角膜」 ---慶応大学眼科、真島行彦医師による記事です。 「円錐角膜のお部屋」 ---多数の体験談あり。 「円錐角膜」---両国眼科の記事です。 「円錐角膜とコンタクトレンズ」---サンコンタクト運営のブログ。 英文 Center for Keratoconus national keratoconus foundation (2000.12.5作成、2006.9.1更新) |
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